種別 | 論文 |
主題 | フライアッシュセメント硬化体の複塩生成に及ぼす配合と養生条件の影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 東洋輔(オリエンタル白石) |
連名者1 | 森寛晃(太平洋セメント) |
連名者2 | 多田克彦(太平洋セメント) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | ash with CaCl2, double salt (3CaO・CaCl2・15H2O), fly ash, steam curing, フライアッシュ, 塩化カルシウム含有灰, 蒸気養生, 複塩(3CaO・CaCl2・15H2O) |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 655 |
末尾ページ | 660 |
年度 | 2017 |
要旨 | 本検討は蒸気養生したフライアッシュセメント硬化体を対象に,CaCl2を高濃度含有する焼却飛灰への浸漬暴露実験を行い,焼却飛灰との接触で生じる膨張性の反応生成物をXRD分析により確認を行った。さらに,反応生成物の発生抑制に及ぼす配合あるいは養生条件の影響を評価した。評価の結果から,飛灰への浸漬暴露によって,フライアッシュセメント硬化体に複塩(3CaO・CaCl2・15H2O)が発生すること,複塩の生成抑制には,配合条件として,反応性の高いフライアッシュ,膨張材の使用が有効で,養生条件として,蒸気養生の最高温度を高くすること,蒸気養生後に湿潤養生を継続して行うことが有効であることがわかった。 |
PDFファイル名 | 039-01-1102.pdf |