種別 | 論文 |
主題 | セメント硬化体中への液状水浸透に対する抵抗の支配要因に関する検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 鎌田知久(東京大学) |
連名者1 | 岸利治(東京大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | advection, air bubble, ingress of liquid water, stagnation, unsaturated region, 移流, 液状水浸透, 停滞, 気泡, 不飽和領域 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 691 |
末尾ページ | 696 |
年度 | 2017 |
要旨 | 本論文では,コンクリート中への塩化物イオンの浸透が停滞する現象の機構について,特に移流の停滞機構に着目し,液状水の浸透に対する抵抗の支配要因を解明することを目的に検討を実施した。ガラス製マイクロ流路を用いて液状水浸透試験を実施した結果,流路の交差部に気泡や不飽和領域が存在することで浸透が大幅に抑制されることを明らかにした。さらに,溶存空気量を変化させた浸せき水を用いた浸せき試験を実施し,セメント硬化体においても気泡による抑制が作用していることを確認した。以上より,空隙が交差する場所に存在する気泡が液状水の浸透を抑制する支配要因であることが示唆された。 |
PDFファイル名 | 039-01-1108.pdf |