種別 | 論文 |
主題 | CaO・2Al2O3を混和した高炉セメントの塩化物イオン固定化特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 宇城将貴(デンカ) |
連名者1 | 森泰一朗(デンカ) |
連名者2 | 保利彰宏(デンカ) |
連名者3 | 盛岡実(デンカ) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | portland blast furnace slag cement type B, blast furnace slag powder, CaO・2Al2O3, Friedel's salt, fixed chloride ion, 高炉セメントB種, 高炉スラグ微粉末, CaO・2Al2O3, 固定塩化物イオン:フリーデル氏塩 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 715 |
末尾ページ | 720 |
年度 | 2017 |
要旨 | CaO・2Al2O3を0~9%混和した高炉セメントB種を水和させると,混和率の増加によりハイドロカルマイトの生成量が増加した。生成量の増加に伴い,塩水に浸漬した場合のフリーデル氏塩の生成量,固定塩化物イオン量が増加した。加えて,CaO・2Al2O3の混和率が増加するに従い塩水に浸漬した場合の細孔量の減少が大きくなり,混和率0%の場合と比較して緻密な硬化体が得られることが確認できた。この結果より,CaO・2Al2O3を混和した高炉セメントB種は,フリーデル氏塩の生成による塩化物固定化の化学的な作用に加えて,物理的な空隙構造により塩化物イオン移動抵抗性の向上が期待できる。 |
PDFファイル名 | 039-01-1112.pdf |