種別 | 論文 |
主題 | 高強度PC桁に生じたASRの岩石学的観察とその劣化原因の解明 |
副題 | |
筆頭著者 | 安藤陽子(太平洋コンサルタント) |
連名者1 | 広野真一(太平洋コンサルタント) |
連名者2 | 片山哲哉(太平洋コンサルタント) |
連名者3 | 久保善司(金沢大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | alkali silica reaction, volcanic rocks, metagabbro, rapid-expansive, late-expansive, アルカリシリカ反応, 火山岩類, 変斑れい岩, 急速膨張性, 遅延膨張性 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 871 |
末尾ページ | 876 |
年度 | 2017 |
要旨 | 約30年が経過した高強度コンクリートのPC桁に,軸方向に延びるひび割れが多数確認された。ASRの発生は細骨材の火山岩に顕著に,粗骨材の変斑れい岩にも中程度に認められた。使用セメントは早強ポルトランドセメントと推測され,AE気泡のような微細な気泡は認められず,設計基準強度50N/mm2で作製されたため,かなり密実なコンクリートであった。コンクリート全体のアルカリ総量は3kg/m3程度であり,その大半はセメントに由来すると推測された。ASRによる劣化は,主に細骨材の火山岩に含まれる急速膨張性の反応性鉱物に起因し,粗骨材に含まれる微晶質〜隠微晶質石英も少量寄与していた。 |
PDFファイル名 | 039-01-1138.pdf |