種別 | 論文 |
主題 | 相対湿度および亜硝酸リチウムが鉄筋腐食に及ぼす影響に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 李春鶴(宮崎大学) |
連名者1 | 江良和徳(極東興和) |
連名者2 | 辻幸和(群馬大学・前橋工科大学名誉教授) |
連名者3 | 郭度連(太平洋マテリアル) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | Change of mass, Corrosion of steel, Durability, Lithium nitrite, Polarization resistance, Potential, Relative humidity, 亜硝酸リチウム, 分極抵抗, 相対湿度, 耐久性, 自然電位, 質量変化, 鉄筋腐食 |
巻 | 39 |
号 | 1 |
先頭ページ | 973 |
末尾ページ | 978 |
年度 | 2017 |
要旨 | 鉄筋コンクリート構造物において鉄筋腐食問題は非常に重要な問題である。本研究では,地下鉄や地下の密閉空間,あるいは橋台の盛り土側などのコンクリート構造物の鉄筋腐食問題を課題と挙げて,鉄筋腐食と相対湿度との関連を試みた。中性化および塩害を模擬して,不働態被膜を破壊させた供試体を,異なる相対湿度(相対湿度が40%程度,60%程度,80〜90%程度)の環境に曝露し,腐食の進行を検討した。また,一部の供試体に対しては,亜硝酸リチウムの腐食抑制効果についても検討を行い,その結果コンクリートの品質によるが,本研究の範囲内では,相対湿度が40%程度の環境では腐食の進行が止まり,相対湿度が80%以上の曝露環境では腐食の進行が早くなっていることが確認できた。 |
PDFファイル名 | 039-01-1155.pdf |