種別 | 論文 |
主題 | 連続的な地震入力の影響と損傷の変動性を考慮したRC造建物の損傷評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 市川大真(日本大学) |
連名者1 | 今井究(構造ソフト) |
連名者2 | 田嶋和樹(日本大学) |
連名者3 | 長沼一洋(日本大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | Damage Index, Damage Spectrum, Ductility Factor, Hysteretic Energy, Natural Period, Survey of Earthquake Damage, 固有周期, 地震被害調査, 塑性率, 履歴エネルギー, 損傷スペクトル, 損傷指標 |
巻 | 39 |
号 | 2 |
先頭ページ | 685 |
末尾ページ | 690 |
年度 | 2017 |
要旨 | 本研究の目的は,連続的に作用する大地震におけるRC造建物群の損傷過程と残存耐震性能を損傷スペクトルにより把握することである。既往の研究に基づいてパラメータを設定し,熊本地震に対する損傷スペクトルを作成したところ,連続波における損傷過程において地震波の周期特性と損傷に伴う建物固有周期の増大が建物の損傷程度に影響していることを確認した。さらに,RC造建物群に見られる被害程度のばらつきに影響を及ぼす因子として旧耐震建物に設定する降伏強度の補正係数λに着目したところ,建物の降伏と塑性化に伴う剛性低下による固有周期の変化が損傷指標の変動性の主要因の1つであることを確認した。 |
PDFファイル名 | 039-01-2115.pdf |