種別 | 論文 |
主題 | 現場コンクリートの比重計方法による水セメント比の推定 |
副題 | |
筆頭著者 | 椎名国雄(東海大学工学部) |
連名者1 | |
連名者2 | |
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連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 4 |
号 | |
先頭ページ | 1 |
末尾ページ | 4 |
年度 | 1982 |
要旨 | 1.まえがき 現場に搬入されたレデーミクストコンクリートの品質の早期判定方法の1つとして、比重浮ひょう(うきばかり)を用いてコンクリートからふるい分けた希釈モルタルの比重を測定することによってセメント量を求める比重計方法がある。比重計方法でセメント量を測定する際に、同一モルタル試料の空気を含まない絶対容積を測定しておけば、セメントおよび細骨材の比重を既知として水量が計算できるので比重計方法によって求めたセメント量と合せて水セメント比の測定が可能となる1)2)。水セメント比はコンクリートの強度と密接な関係があるから、水セメント比の異常からコンクリートの異常を発見することは容易であり、搬入されたコンクリートを管理するうえで極めて有効と考えられる。ここでは、このような方法を用いて都内および神奈川県内の各1個所の現場から計16回の試料を採取して水セメント比を測定し、この方法の実用性を検討したので報告する。 4.結論 けん濁液の比重から水セメント比を求める方法は、貝がらや石灰砕石、石灰砕砂を骨材が含有する場合でも測定が可能でありよう現場向きな測定法である。水セメント比の測定誤差は±3%と考えられる。 |
PDFファイル名 | 004-01-0001.pdf |