種別 | 論文 |
主題 | 一軸、三軸圧縮応力下のセメントモルタル供試体内のひずみ分布の測定 |
副題 | |
筆頭著者 | 大岸佐吉(名古屋工業大学工学部) |
連名者1 | 小野博宜(中部工業大学) |
連名者2 | 棚橋勇(名古屋工業大学工学部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 4 |
号 | |
先頭ページ | 29 |
末尾ページ | 32 |
年度 | 1982 |
要旨 | 1.まえがき コンクリート供試体のひずみは材質や応力度を定めても試料の形状、寸法、端面の状況等で異なる。ひずみの測定は表面について行われることが多いが、内部のひずみ分布を実測した研究1)は少なく、分布の状況は未だ明確ではない。本研究は円柱形、立方体、球体のセメントモルタルの内部にモールドゲージを埋設し、また表面に貼付ゲージを使用して、一軸または三軸等圧縮力をうけた場合の供試体の内外のひずみ分布を実測したものである。巻末Appendixに実測例3)4)を示す。 4.結論 円柱形、立方形、球形のセメントモルタルが一軸圧縮と三軸圧縮力をうけた場合のひずみ分布に関する所見は(1)円柱体でのひずみ分布は瑞面の平滑度や摩擦拘束に敏感に影響され、(2)一軸荷重下でのεθの軸方向分布は表面では凸状に、中心部では凹状となり互に逆の傾向を示す。(3)円柱体の中点高さでのεzの直径上分布は一軸、三軸ともに凹状になる。組織が内外で異るためとおもわれる。従って立方体、球体では表面ひずみが大となる。 |
PDFファイル名 | 004-01-0008.pdf |