種別 | 論文 |
主題 | ダブルミキシングで作製したセメントペーストの諸性質について |
副題 | |
筆頭著者 | 田沢栄一(大成建設技術研究所) |
連名者1 | 松岡康訓(大成建設技術研究所) |
連名者2 | 金子誠二(大成建設技術研究所) |
連名者3 | 伊東靖郎(リプコンエンジニアリング) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 4 |
号 | |
先頭ページ | 125 |
末尾ページ | 128 |
年度 | 1982 |
要旨 | 1.まえがき 本研究は、SEC工法1)に関する基礎研究の一環としてセメントペーストに着目し、セメントペーストの製造条件の相違が未硬化時のブリージング現象に及ぼす影響を、セメントの種類(活性度、粉末度)、混和剤の種類および混和剤の添加方法を要因として検討したものである。セメントペーストの製造方法としては、SEC工法と同様、水を2回に分割添加、練りまぜる方法を採用した。この方法を以下Double Mixing(DM)とし、これによって生ずる効果をDM効果と定義する。これに対し従来の方法をSingle Mixing(SM)と呼称する。 4.結言 セメントに水を2回に分けて加え、練りまぜることによって、ブリージングの少ないセメントペーストを作ることができる。この場合最適1次水セメント比が存在し、この値はセメントの粉末度によって異なる。また、このブリージングが少なくなるDM効果はセメントの種類によって異なり、混合セメントは普通ポルトランドセメントよりも劣る。本報告で述べた実験事実は、いわゆるSEC効果の一面をよく説明する。最後に本研究の実施に際し、種々の御指導と御助言を戴いた東京大学樋口芳朗教授に深甚なる謝意を表します。 |
PDFファイル名 | 004-01-0032.pdf |