| 種別 | 論文 |
| 主題 | 非対称拘束を受けた鋼繊維補強コンクリートの乾燥収縮特性 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 白川潔（住友金属工業中央技術研究所） |
| 連名者1 | 小山清一（住友金属工業中央技術研究所） |
| 連名者2 | 寺田博昌（横河橋梁製作所研究所） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 4 |
| 号 | |
| 先頭ページ | 213 |
| 末尾ページ | 216 |
| 年度 | 1982 |
| 要旨 | 1.まえがき 鋼床版上のアスファルト舗装は、鋼床版の剛性が低く、鋼板との付着が余り良くないことなどにより、路盤上の一般舗装に比べ、わだち掘れ、流動の点で、問題となることが多い。そこで、舗装材の耐久牲を高める目的で、鋼繊維補強コンクリート(SFRC)を鋼床版舗装に用いた合成鋼床版を考案し、種々検討を行なってきた1)。その結果、ずれ止めを介して鋼床版と一体化構造とすることにより、床版全体の面外剛性が大幅に向上することが確認された。その反面、SFRCは鋼床版に拘束されるため、乾燥収縮により大きな引張応力が発生し、ひび割れの生じる恐れがある。このような状況から、鋼床版などで非対称拘束されたSFRCの乾操収縮時の拘束度とひび割れとの関係をモデル実験により明らかにするとともに、膨張材を併用した効果的なひび割れ防止法について検討を行なったのでその結果につき報告する。 4.まとめ (1)SFRC(SF＝1.5Vol％)の場合、膨張材比E/(C＋E)が11％程度であれば、曲げ、圧縮強度の低下はほとんどなく、乾燥による収縮ひずみを膨張材無添加の場合の1/2以下に低減できる。(2)水結合材比W/(C＋E)＝50％で、かつSFRCに膨張材を50Kg/cm2添加することにより、拘束度EsIs/EcIc≒180程度の非対称拘束があっても、乾燥収縮ひび割れを防止できる。 |
| PDFファイル名 | 004-01-0054.pdf |