種別 |
論文 |
主題 |
海水中の多種イオンがモルタルのCl-浸透性状に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
直町聡子(東京理科大学) |
連名者1 |
加藤佳孝(東京理科大学) |
連名者2 |
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連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
chloride ion permeability、Cl-浸透性状、Fridel氏塩、Friedel's salt、leaching、magnesium ion、Mg2+、pH、SO42-、sulfate ion、溶脱 |
巻 |
40 |
号 |
1 |
先頭ページ |
723 |
末尾ページ |
728 |
年度 |
2018 |
要旨 |
海水中の多種イオンがモルタル中のCl-の浸透に及ぼす影響を把握するため,NaCl,NaCl+Na2SO4,NaCl+MgSO4,人工海水の4種類の溶液で浸せき試験をした。浸せき期間91日までは7mmまでNaCl溶液の全Cl-濃度が最も高いが,476日以降ではNaCl+MgSO4溶液の全Cl-濃度が高くなった。浸せき1100日以降では,特に7mmの全Cl-濃度が浸せき期間とともに減少したが,これはCa(OH)2の溶脱に伴い細孔溶液のpHが低下しFriedel氏塩が減少したことが原因であると考えられた。1453日では,浸せき溶液の共存イオンの違いが,Cl-の浸透フロントに影響を及ぼす可能性が示唆された。 |
PDFファイル名 |
040-01-1115.pdf |