種別 |
論文 |
主題 |
湿度変化による乾燥作用を受けたセメントペーストの空隙構造と塩化物イオンの拡散性状の関係に関する基礎的検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
須田裕哉(琉球大学) |
連名者1 |
富山潤(琉球大学) |
連名者2 |
斎藤豪(新潟大学) |
連名者3 |
佐伯竜彦(新潟大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Chloride diffusion、Drying shrinkage、Hydration product、Micro-structure、乾燥収縮ひずみ、塩化物イオンの拡散係数、水和物、空隙構造 |
巻 |
40 |
号 |
1 |
先頭ページ |
747 |
末尾ページ |
752 |
年度 |
2018 |
要旨 |
本研究では,湿度による乾燥を受けたセメントペーストの塩化物イオンの拡散性状について,乾燥によって変化する硬化体の微細構造の観点から検討を行った。乾燥後の塩化物イオンの拡散係数の測定から,乾燥時の湿度の違いによって拡散係数は変化した。また,窒素吸着等温線から取得した空隙量や比表面積が乾燥によって減少し,これら結果から水和物の構造変化に伴う空隙構造の複雑性の変化によってイオンの移動が影響されることが示唆された。さらに,高温養生を行った試料では,イオンの移動に対して,乾燥による空隙構造の変化の影響は小さく,乾燥前の構造がイオンの移動に影響を及ぼすことが分かった。 |
PDFファイル名 |
040-01-1119.pdf |