種別 |
論文 |
主題 |
凍害の進行に及ぼす水の塩分濃度の影響に関する基礎実験 |
副題 |
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筆頭著者 |
遠藤裕丈(土木研究所 寒地土木研究所) |
連名者1 |
安中新太郎(土木研究所 寒地土木研究所) |
連名者2 |
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連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
freeze-thaw、salinity、scaling、distortion、relative dynamic modulus of elasticity、凍結融解、塩分濃度、スケーリング、ひずみ、相対動弾性係数 |
巻 |
40 |
号 |
1 |
先頭ページ |
765 |
末尾ページ |
770 |
年度 |
2018 |
要旨 |
寒冷地におけるコンクリート製の道路構造物の凍害の進行は,凍結防止剤の散布量や散布方法と関係があると考えられるが,具体的な因果関係は不明な点が多い。スケーリングは水の塩分濃度が3%のときに最も発生しやすいとされるが,路面水の塩分濃度は経時的に変化しやすく,常時一定とは限らない。そのため,塩分濃度0〜3%の範囲において凍害に及ぼす塩分濃度の影響を調べた。その結果,塩分濃度が高いとコンクリート表面に固着する氷の収縮ひずみが増加し,スケーリングも多く発生することが確認できた。また,塩分濃度の範囲が0.5%以下では濃度の増加量が小さくてもスケーリング量は大きく増加することもわかった。 |
PDFファイル名 |
040-01-1122.pdf |