種別 |
論文 |
主題 |
新潟県におけるコアによるASR促進膨張試験と実構造物でのASR劣化状況との対応関係に関する研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
広野真一(太平洋コンサルタント) |
連名者1 |
安藤陽子(金沢大学) |
連名者2 |
津田誠(石川工業高等専門学校) |
連名者3 |
鳥居和之(金沢大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
accelerated concrete core expansion test、alkali-silica reaction、niigata prefecture、petrographic examination、polarizing microscope、アルカリシリカ反応、コアによるASR促進膨張試験、偏光顕微鏡、岩石学的試験、新潟県 |
巻 |
40 |
号 |
1 |
先頭ページ |
837 |
末尾ページ |
842 |
年度 |
2018 |
要旨 |
北陸3県(富山,石川,福井)と同様に,新潟県でも河川産骨材によるASRが多数発生していることが報告されている。本研究では,新潟県内にて道路橋の橋台からコアを採取し,コアによるASR促進膨張試験の結果と使用骨材の岩種および反応性,さらに構造物のASR発生状況との対応関係を検討した。その結果,新潟県でのASRは急速膨張性の火山岩類に発生していたが,アルカリ溶液浸漬法は遅延膨張性の岩石のASRをも促進し,リスクを過大に評価していた。それに対して,飽和NaCl溶液浸漬法は急速膨張性の火山岩類のASRのみを促進しており,実構造物のASR発生状況との対応より,より適切な試験法であると判断された。 |
PDFファイル名 |
040-01-1134.pdf |