種別 |
論文 |
主題 |
塩害環境下における凍害とASRの複合劣化機構と表面含浸工法に関する検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
大谷一将(徳島大学) |
連名者1 |
上田隆雄(徳島大学) |
連名者2 |
中山一秀(徳島大学) |
連名者3 |
塚越雅幸(徳島大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
ASR、freezing and thawing、scaling、silane-based impregnation、steel corrosion、シラン系含浸材、スケーリング、凍結融解、鉄筋腐食 |
巻 |
40 |
号 |
1 |
先頭ページ |
903 |
末尾ページ |
908 |
年度 |
2018 |
要旨 |
寒冷地において凍結防止剤の散布される構造物では,凍害とASRの複合劣化が生じる場合がある。本研究では,反応性骨材を含有する鉄筋コンクリート供試体を作製し,塩水の供給下での凍結融解と,促進ASRを交互に繰り返すことで,凍害とASRの複合劣化機構を検討するとともに,シラン系含浸材を塗布した場合の効果を検討した。この結果,塩分を含有するコンクリートではスケーリングと鉄筋腐食の進行が顕著であり,シラン系含浸材塗布の効果は小さかった。一方,塩分を含有しないコンクリートでは,含浸材を塗布することで,凍結融解によるスケーリングや早期鉄筋腐食開始を防止できる可能性が認められた。 |
PDFファイル名 |
040-01-1145.pdf |