種別 |
論文 |
主題 |
マルチ配置CFRPより線の定着に使用された定着用膨張材の長期性状について |
副題 |
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筆頭著者 |
小林久美子(太平洋マテリアル) |
連名者1 |
原田哲夫(長崎大学) |
連名者2 |
古瀬徳明(東京製綱) |
連名者3 |
杉山彰德(太平洋マテリアル) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
anchorage、calcium hydroxide、depth of neutralization、expansive pressure、highly expansive material、pore size distribution、quick lime、中性化深さ、定着、定着用膨張材、水酸化カルシウム、生石灰、細孔径分布、膨張圧 |
巻 |
40 |
号 |
2 |
先頭ページ |
553 |
末尾ページ |
558 |
年度 |
2018 |
要旨 |
CFRPより線の大容量マルチケーブルの長期定着性能試験を約14年半実施し,その定着に使用されていた定着用膨張材の中性化深さ,水和状態,細孔径分布等の確認と水和組織の観察を行った。さらに得られた結果と既報の研究結果を照合しながら,定着用膨張材の長期耐久性に関する材料面での考察を行った。その結果,中性化深さ,水酸化カルシウムの生成量,細孔径分布の状態から,定着性能を保持できる状態にあることを確認した。また,膨張圧の発現に寄与する生石灰が残存していたことから,水和の進行により膨張力を発現する可能性を有し,今後も定着性能を維持できることを示唆する結果を得た。 |
PDFファイル名 |
040-01-2093.pdf |