種別 |
論文 |
主題 |
壁式RC構造の5層建物モデル立体架構実験に基づく損傷防止性能に関する研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
浅井竜也(名古屋大学) |
連名者1 |
勅使川原正臣(名古屋大学) |
連名者2 |
神谷隆(矢作建設工業) |
連名者3 |
太田勤(堀江建築工学研究所) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
box-shaped wall structure、calculation of response and limit strength、damage、out-of-plane wall、reinforced concrete、seismic capacity reduction factor、shear wall、壁式構造、損傷、直交壁、耐力壁、耐震性能低減係数、鉄筋コンクリート、限界耐力計算 |
巻 |
40 |
号 |
2 |
先頭ページ |
877 |
末尾ページ |
882 |
年度 |
2018 |
要旨 |
WRC建物は,過去の地震被害調査から損傷防止性能の高さが実証されているが,それを基規準等では適切に捉えていない。本論文では,その損傷防止性能を定量的に評価することを目的に,5層WRC建物をモデル化した1/2立体架構の静的加力実験によりWRC建物の構造性能を評価し,その結果に基づいて大地震時の損傷状況を検討した。その結果,実験対象としたWRC建物は大地震に対して変形角1/400以下に収まり,同変形角において架構は最大耐力に至っていないこと,せん断破壊が生じていないこと,残存吸収可能エネルギーが8割程度であることから,WRC建物が大地震に対して高い損傷防止性能を有することを示した。 |
PDFファイル名 |
040-01-2147.pdf |