種別 | 論文 |
主題 | 複合構造物におけるコンクリートと塗装鋼板の界面部での腐食特性に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 櫨原弘貴(福岡大学) |
連名者1 | 谷口望(前橋工科大学) |
連名者2 | 佐々木巌(土木研究所) |
連名者3 | 大西弘志(岩手大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | triple contact、steel plate corrosion、chloride ion、トリプルコンタクト、鋼板腐食、塩化物イオン |
巻 | 41 |
号 | 1 |
先頭ページ | 977 |
末尾ページ | 982 |
年度 | 2019 |
要旨 | 無機ジンク塗装鋼板を用いて,トリプルコンタクト部における腐食特性の把握を目的として実験を実施した結果,腐食は,大気部よりも埋込内部の鋼板に多くの腐食が確認された。また,埋込部内に損傷や塗斑がある場合には,損傷位置よりも深部でマクロセルが形成されて孔食が大きかった。また,コンクリート内部に塩化物イオンが供給され,また滞水が生じやすい環境では,埋込部において無機ジンクに含まれるZnからの防食電流が流れやすく,無機ジンク塗装材の消耗が激しいと考えられた。そのため,塗装材のみでは,埋込内部での腐食の抑止は難しいと予想されたことから,別途に対策工を設ける必要があると考えられた。 |
PDFファイル名 | 041-01-1158.pdf |