種別 | 論文 |
主題 | 亜硝酸塩系耐寒促進剤の添加によるセメント系複合材料の初期強度発現と水和物形成挙動に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 米山暁(北見工業大学) |
連名者1 | 崔希燮(北見工業大学) |
連名者2 | 井上真澄(北見工業大学) |
連名者3 | 須藤裕司(日産化学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | AFm、C3A、C3S、Ca(NO2)2、Ca(NO3)2、Hydration heat、亜硝酸カルシウム、水和熱、硝酸カルシウム |
巻 | 42 |
号 | 1 |
先頭ページ | 83 |
末尾ページ | 88 |
年度 | 2020 |
要旨 | 亜硝酸・硝酸カルシウムを主成分とする耐寒促進剤は,添加量が増加するほどコンクリートの初期強度増進に効果的であるが,その強度発現に寄与する詳細な水和反応機構に関しては未だ不明確な部分が多い。本研究では材齢 24 時間までの初期水和に着目してセメントペーストを用いた実験・分析を行い,亜硝酸・硝酸カルシウムが水和反応に与える影響を確認した。その結果,亜硝酸・硝酸カルシウムを添加することで, C 3 A と NO 2 − , NO 3 − の急激な反応による亜硝酸・硝酸系水和物に加え, C 3 S の水和が活性になり, AFt や C-S-H などの水和物が増大し,空隙を効果的に充填することで良好な初期強度発現が得られることを確認した。 |
PDFファイル名 | 042-01-1013.pdf |