種別 |
論文 |
主題 |
高温下における二酸化炭素の作用がセメントペースト硬化体の表面から深さ方向への化学的変化に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
吉田夏樹(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
奥村勇馬(日本建築総合試験所) |
連名者2 |
木野瀬透(日本建築総合試験所) |
連名者3 |
新大軌(島根大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Fire-damage、 Heated temperature、 Temperature gradient、 Chemical change、 CO2、 Carbonation、 CaCO3、火害、受熱温度、温度勾配、化学的変化、CO2、炭酸化、CaCO3 |
巻 |
42 |
号 |
1 |
先頭ページ |
467 |
末尾ページ |
472 |
年度 |
2020 |
要旨 |
コンクリートが火災による熱を受けると,コンクリート表面から深さ方向へ損傷が進行する。本研究では,円柱試験体( φ10cm×20cm )を用い,試験体の表面から深さ方向へ受熱温度の勾配を与える加熱方法を確立したうえで,火災時に発生する CO 2 ガスの作用が深さ方向への化学的変化に及ぼす影響を検討した。試験体内部に拡散した CO 2 ガスは, 400℃ 以上の受熱温度領域において水を介さず固体の CaO と反応して CaCO 3 (カルサイト)を生成すると考えられる。この領域では, CaO と CaCO 3 が共存する。また, 100℃ 以上の受熱域は乾燥しており, CO 2 ガスは CaCO 3 の生成域を超えてさらに内部へ拡散している可能性が示唆された。 |
PDFファイル名 |
042-01-1077.pdf |