種別 |
論文 |
主題 |
高純度鉄のコンクリート用補強材への適用可能性に関する基礎的検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
平野裕一(京都大学) |
連名者1 |
高谷哲(京都大学) |
連名者2 |
山本貴士(京都大学) |
連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
alkaline environment、corrosion resistance、corrosion test、fe3o4、high purity iron、tension test、アルカリ環境、引張試験、耐食性、腐食試験、高純度鉄 |
巻 |
42 |
号 |
1 |
先頭ページ |
833 |
末尾ページ |
838 |
年度 |
2020 |
要旨 |
高純度鉄で作られた日本古来の和釘は, 1300 年以上ほとんど腐食せずに残っている建造物もあり,普通鋼材よりも高い耐食性を有していると考えられる。しかし,高純度鉄の耐食性に関する検討は少なく,特にアルカリ環境での知見はほとんどないのが現状である。そこで,コンクリート用補強材としての利用の可能性を検討することを目的として,強度試験ならびに,様々な pH および塩化物イオンの環境下における水溶液中での腐食試験,ラマン分光分析を行った。その結果,力学的性質は普通鋼材に比べやや劣るものの, pH11 以上の水溶液中で耐食性に優れ,塩化物イオンに対する耐食性も優れていることが分かった。 |
PDFファイル名 |
042-01-1138.pdf |