種別 |
論文 |
主題 |
ヨシ粉末配合モルタルの流動性に関する有機化学成分からの考察 |
副題 |
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筆頭著者 |
兵頭正浩(鳥取大学) |
連名者1 |
柴原新弥(鳥取大学) |
連名者2 |
緒方英彦(鳥取大学) |
連名者3 |
早乙女梢(鳥取大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
a part of plant、fluidity、juvenile and growth tissue、Phenol(Lignin)、reed、フェノール類(リグニン)、ヨシ、幼若・生長個体、流動性、部位(葉、茎) |
巻 |
42 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1294 |
末尾ページ |
1299 |
年度 |
2020 |
要旨 |
ヨシには,無機化学成分としてSiO 2 が多く含まれており,有機化学成分としてリグニンが含まれている。持続可能な水質浄化および未利用資源の有効利用を目的に,著者らは刈り取りヨシのコンクリート用混和材としての利用性について検討している。これまでの研究ではヨシに含有されるSiO 2 成分の特性を評価し,ヨシを500℃かつ2時間で燃焼することでポゾラン材となることを確認してきた。本研究においては,有機化学成分であるリグニンに着目し,モルタルの流動性に関する検討を実施した。その結果,75µm以下に粉砕したヨシ粉末を配合したモルタルの流動性は,向上することがわかった。さらに,ヨシの生育状況は影響しないが,使用する部位によってフェノール類(リグニン)の含有量は異なり,幼若・生長個体の葉にはフェノール類(リグニン)が多く含有し,モルタルの流動性がさらに向上することがわかった。 |
PDFファイル名 |
042-01-1215.pdf |