種別 |
論文 |
主題 |
高温加熱を受けたセメントペーストの含水率および構成化合物とフェノールフタレイン溶液による呈色状態の関係 |
副題 |
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筆頭著者 |
木野瀬透(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
吉田夏樹(日本建築総合試験所) |
連名者2 |
奥村勇馬(日本建築総合試験所) |
連名者3 |
新大軌(島根大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
carbonation、chemical change、fire damage、heated temperature、neutralization、phenolphthalein、water content ratio、フェノールフタレイン、中性化、化学的変化、受熱温度、含水率、火害、炭酸化 |
巻 |
42 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1582 |
末尾ページ |
1587 |
年度 |
2020 |
要旨 |
コンクリートが火災による熱を受けると,含水状態およびセメント組織の構成化合物が変化する。この熱の影響深さを判断するために,火害の調査において,フェノールフタレイン(PP)溶液が利用されることがある。本研究では,セメントペースト試験体(φ100×200mm)を高温加熱し,含水率および構成化合物がPP溶液の呈色状態に及ぼす影響を検討した。この際,加水の有無により,2種類のPP溶液を調整して用いた。いずれのPP溶液でも,セメント組織の化学的変化は検出できなかった。ただし,無水のPP溶液を用いると,乾燥が進行している約150℃以上の受熱領域を明瞭に判断できることが示された。 |
PDFファイル名 |
042-01-1263.pdf |