種別 | 論文 |
主題 | 高炉スラグの輸出による環境負荷低減効果の定量化 |
副題 | |
筆頭著者 | 室園環(広島大学) |
連名者1 | 柴崎悠吾(広島大学) |
連名者2 | 桐野裕介(太平洋セメント) |
連名者3 | 河合研至(広島大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | blast furnace slag export、environmental impact assessment、LIME3、Portland cement production、waste utilization、環境影響評価、高炉スラグ輸出、ポルトランドセメント製造、廃棄物活用、LIME3 |
巻 | 42 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1750 |
末尾ページ | 1755 |
年度 | 2020 |
要旨 | 地産地消に関わる環境影響評価の一例として,高炉スラグの輸出を仮想的に増加した場合の環境負荷低減効果の評価を行った。また,輸出に用いる貿易船の利用による環境負荷増加も合わせて考察した。この結果, セメント製造時の廃棄物活用による貢献を考慮した統合化評価結果では,高炉スラグをいずれの国に輸出しても,世界全体で環境負荷が低減すると評価された。これは,日本のセメント製造時の廃棄物活用の貢献が輸送による環境負荷よりも大きいためである。以上より,製造時の環境影響が地域により大きく異なる場合,地産地消は必ずしも重要ではなく,総合的に環境影響を評価していく必要があることが判明した。 |
PDFファイル名 | 042-01-1291.pdf |