種別 | 論文 |
主題 | 大正14年に竣工したRC造建造物の解体調査 |
副題 | |
筆頭著者 | 川瀬みなみ(コンステック) |
連名者1 | 佐藤大輔(コンステック) |
連名者2 | 青木孝義(名古屋市立大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | carbonation depth、compressive strength、corrosion of reinforcing bar、demolition survey、total chloride ion concentration、中性化深さ、全塩化物イオン濃度、圧縮強度、解体調査、鉄筋腐食 |
巻 | 42 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1207 |
末尾ページ | 1212 |
年度 | 2020 |
要旨 | コンクリートコアの採取やはつり調査などの局所的なサンプリングによる調査結果は,建物全体から見ればほんの一部にしかすぎない。本稿では,竣工から約92年が経過した野島埼灯台霧信号舎を対象に,解体前に実施した劣化調査および材料調査の結果と解体により明らかとなった実情を比較し,(1)コンクリートの圧縮強度に影響を及ぼすような骨材周辺の白色生成物が存在していること,(2)材料の計量などのばらつきによって打込まれた層ごとに中性化進行が異なること,(3)全塩化物イオン濃度の深さ方向の分布傾向が建物方位と地形,風向の影響を受けていること,(4)部位によって鉄筋の腐食グレードが異なることを報告する。 |
PDFファイル名 | 042-01-2202.pdf |