種別 |
論文 |
主題 |
塩酸水溶液により表層が変状したコンクリートで測定される接触時間に関する一考察 |
副題 |
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筆頭著者 |
片岡繁人(リック) |
連名者1 |
岩野聡史(リック) |
連名者2 |
内田慎哉(富山県立大学) |
連名者3 |
安村拓実(富山県立大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
Chemical erosion、contact time test、deterioration、Hydrochloric acid、Non-destructive test、化学的浸食、塩酸、変状、接触時間試験、非破壊試験 |
巻 |
43 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1127 |
末尾ページ |
1132 |
年度 |
2021 |
要旨 |
本研究は,コンクリート表面をハンマで打撃したときの接触時間を測定する非破壊試験方法が,コンクリート構造物の維持管理に広く活用されていくことを目的として行った。実験では,濃度の異なる塩酸水溶液中に浸漬させたコンクリート試験体を対象に,接触時間の測定を実施した。その結果,塩酸水溶液の濃度が高く,浸漬時間が長くなるにつれて接触時間が大きくなるものの,最終的にはほぼ一定の値で収束すること,またその収束するまでの時間は濃度で異なることを明らかにした。以上より,接触時間は,塩酸水溶液へ浸漬させたことによるコンクリート表層の状態変化を反映している指標値である。 |
PDFファイル名 |
043-01-1185.pdf |