種別 |
論文 |
主題 |
鉄筋コンクリート造黎明期に建設された旧久米民之助邸洋館に使用されたコンクリートの物性の調査 |
副題 |
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筆頭著者 |
大賀智史(芝浦工業大学) |
連名者1 |
濱崎仁(芝浦工業大学) |
連名者2 |
今本啓一(東京理科大学) |
連名者3 |
兼松学(東京理科大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
aggregate、carbonation、compression strength、salt analysis、static modulus、TG-DTA、thermogravimetry and differential thermal analysis、x-ray diffraction、XRD、中性化、圧縮強度、塩分分析、静弾性係数、骨材 |
巻 |
43 |
号 |
2 |
先頭ページ |
835 |
末尾ページ |
840 |
年度 |
2021 |
要旨 |
本研究は,1912年頃に建設されたとされる旧久米民之助邸洋館に使用されているコンクリートについて骨材試験,物性試験,化学分析等を行うことで,当時のコンクリートの材料や品質に関する知見を得ることで,今日の耐久設計の考え方について検証したものである。その結果,骨材試験から旧久米民之助邸洋館に用いられる骨材は現在のものと概ね同品質であること,物性試験から圧縮強度と中性化速度係数の関係は現在の設計での考え方に概ね一致していること,化学分析からコンクリート中の炭酸カルシウムの大部分はバテライトであることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 |
043-01-2141.pdf |