種別 |
論文 |
主題 |
誘発による過冷却解消を考慮した瞬間的含氷率増加量と発生確率の推定手法 |
副題 |
|
筆頭著者 |
岸本嘉彦(大阪市立大学) |
連名者1 |
|
連名者2 |
|
連名者3 |
|
連名者4 |
|
連名者5 |
|
キーワード |
deterioration prediction、heat conduction、instantaneous increment of ice content、latent heat、supercooling release、劣化予測、潜熱、熱伝導、瞬間的含氷率増加量、過冷却解消 |
巻 |
44 |
号 |
1 |
先頭ページ |
556 |
末尾ページ |
561 |
年度 |
2022 |
要旨 |
過冷却解消時に発生する潜熱量から瞬間的含氷率増加量の算出が可能であるが,既報の方法では微小要素連続体における隣接する微小要素からの熱伝導の影響を適切に除去できておらず,瞬間的含氷率増加量を過大に見積もる可能性が示唆された。そこで本報では熱伝導の影響を除去する方法に改善を加え,過冷却解消温度と瞬間的含氷率増加量の確率分布の再算出を行った。結果として,瞬間的含氷率増加量の期待値が最大値を示す位置は表面ではなく,誘発の影響により深さ20〜25[mm]付近となることがわかった。つまり,劣化による被害が最大となる深さを予測するためには,誘発の影響を適切に考慮する必要がある。 |
PDFファイル名 |
044-01-1087.pdf |