種別 |
論文 |
主題 |
複合劣化コンクリート中の溶融亜鉛めっき鉄筋の腐食挙動に関する検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
江田優大(徳島大学) |
連名者1 |
上田隆雄(徳島大学) |
連名者2 |
茂木伸一(日本溶融亜鉛鍍金協会) |
連名者3 |
七澤章(デンカ) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
complex deterioration、galvanized steel bar、scaling、supply of salt water、スケーリング、亜鉛めっき鉄筋、塩水供給、複合劣化 |
巻 |
44 |
号 |
1 |
先頭ページ |
664 |
末尾ページ |
669 |
年度 |
2022 |
要旨 |
鉄筋コンクリート用防食鉄筋として亜鉛めっき鉄筋の利用拡大が期待されているが,厳しい複合劣化環境下での防食性能については不明な部分が多い。そこで本研究では,凍結防止剤の散布環境を想定し,凍害と塩害の複合劣化による溶融亜鉛めっき鉄筋を用いた鉄筋コンクリート中の鉄筋腐食状況を実験的に検討した。この結果,凍結融解によるスケーリングが進行し,塩水の浸透したコンクリート中においても,亜鉛めっき鉄筋の分極抵抗値は経時的に増大する傾向を示し,224日間の促進複合劣化期間終了後に,コンクリートからはつり出した亜鉛めっき鉄筋には白さびは見られたものの,赤さびは生成していなかった。鉄筋コンクリート用防食鉄筋として亜鉛めっき鉄筋の利用拡大が期待されているが,厳しい複合劣化環境下での防食性能については不明な部分が多い。そこで本研究では,凍結防止剤の散布環境を想定し,凍害と塩害の複合劣化による溶融亜鉛めっき鉄筋を用いた鉄筋コンクリート中の鉄筋腐食状況を実験的に検討した。この結果,凍結融解によるスケーリングが進行し,塩水の浸透したコンクリート中においても,亜鉛めっき鉄筋の分極抵抗値は経時的に増大する傾向を示し,224日間の促進複合劣化期間終了後に,コンクリートからはつり出した亜鉛めっき鉄筋には白さびは見られたものの,赤さびは生成していなかった。 |
PDFファイル名 |
044-01-1105.pdf |