種別 |
論文 |
主題 |
硫酸の侵食を受けたジオポリマーの組織変化および劣化現象の解析 |
副題 |
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筆頭著者 |
吉田夏樹(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
中山健一(日本建築総合試験所) |
連名者2 |
丹羽大地(日本建築総合試験所) |
連名者3 |
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連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
geopolymer、 fly ash、 blast furnace slag、 sulfuric acid resistance、 leaching、 gypsum、ジオポリマー、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、耐硫酸性、溶脱、二水石膏 |
巻 |
44 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1060 |
末尾ページ |
1065 |
年度 |
2022 |
要旨 |
本研究では,活性フィラーにフライアッシュ(FA)および高炉スラグ微粉末(GGBS)を用いたジオポリマー(GP)を0.1mol/L硫酸水溶液に浸せきさせ,EPMAにより各種元素の面分析を行い,微視的に組織の特徴を解析した。FA単体を活性フィラーとした場合,深くまでNaおよびAlの溶脱は進行したが,二水石膏生成量は少なく,耐硫酸性に優れた。GGBS置換率が増加するにつれ外観の劣化は顕著になるが,組織の緻密化により侵食深さは浅くなった。FA-GGBS系GPの耐硫酸性設計には,GGBSを極力置換しないこと,または,GGBS置換率を増加させて緻密化を図ることが有効であると,微細組織の分析から明らかにした。 |
PDFファイル名 |
044-01-1171.pdf |