種別 |
論文 |
主題 |
RC造建物の地震保険における損害認定と被災度区分判定の関係に関する研究 |
副題 |
|
筆頭著者 |
井出彩葉(東京大学) |
連名者1 |
楠浩一(東京大学) |
連名者2 |
勅使川原正臣(中部大学) |
連名者3 |
加藤あゆみ(日本損害保険協会) |
連名者4 |
|
連名者5 |
|
キーワード |
damage evaluation method、damage level、earthquake insurance、performance curve、pushover analysis、seismic damage、structural health monitoring、地震保険、地震被害、増分解析、性能曲線、損傷度、構造ヘルスモニタリング、被災度区分判定 |
巻 |
44 |
号 |
2 |
先頭ページ |
199 |
末尾ページ |
204 |
年度 |
2022 |
要旨 |
本論文では構造ヘルスモニタリングを用いた地震保険の損害認定の実現に向けて,増分解析によりRC造建物の損害認定と性能曲線および現行基準による被災度区分判定を比較した。検討対象は全体崩壊形の純ラーメン構造の建物とせん断部材や耐震壁を有する建物とした。比較の結果,現行の損害認定では損傷状況によっては被災度区分判定に比べて損傷を小さく評価しており,その要因は建物によって異なることを確認した。また,性能曲線において部材が1本でもせん断破壊したときを安全限界点とすると,現行の被災度区分判定の安全限界点に比べて変位が小さく設定されることが分かった。 |
PDFファイル名 |
044-01-2034.pdf |