種別 |
論文 |
主題 |
低温条件およびcalciteの有無によるセメントペーストの海水浸漬時の固液相組成変化に関する基礎的検討 |
副題 |
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筆頭著者 |
木下弘晶(東京大学) |
連名者1 |
宮本慎太郎(東北大学) |
連名者2 |
渡辺智也(東北大学) |
連名者3 |
五十嵐豪(名古屋大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
セメントペースト、人工海水、マグネシウム、ettringite、カルシウム、相平衡、cement paste、artificial seawater、magnesium、calcium、phase equilibrium |
巻 |
45 |
号 |
1 |
先頭ページ |
622 |
末尾ページ |
627 |
年度 |
2023 |
要旨 |
本研究では,低温海水浸漬に伴うセメントペースト粉末の液相および固相の経時変化を測定した。加えて,熱力学的相平衡を計算し,固相の組成を同定した。その結果,浸漬初期からの固相中のMgの収着およびCaの減少,calciteによる液相中のSi濃度の抑制,低温条件および低温条件におけるcalciteによるettringite二次生成の促進が確認された。加えて,相平衡の計算結果から,人工海水との長期の相互作用による,脆弱なMg系化合物の生成,炭酸イオン存在下におけるthaumasiteの生成によるセメント系水和物の劣化が生じることが推察された。 |
PDFファイル名 |
045-01-1103.pdf |