種別 |
論文 |
主題 |
遅延膨張性骨材を使用したコンクリートの内部構造観察によるASRと塩害の複合劣化の損傷評価 |
副題 |
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筆頭著者 |
屋嘉俊也(琉球大学) |
連名者1 |
須田裕哉(琉球大学) |
連名者2 |
富山潤(琉球大学) |
連名者3 |
比屋根方新(琉球セメント) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
遅延膨張性骨材、アルカリシリカ反応、塩害、フライアッシュ、複合劣化、走査型電子顕微鏡、late expansive aggregate、asr、salt damage、fly ash、combined deterioration、sem |
巻 |
45 |
号 |
1 |
先頭ページ |
634 |
末尾ページ |
639 |
年度 |
2023 |
要旨 |
本研究では塩害とアルカリシリカ反応の複合劣化環境における塩分浸透および鉄筋腐食に及ぼすアルカリシリカ反応の影響を評価することを目的とし,遅延膨張性骨材を使用したコンクリート供試体の膨張量試験,電気泳動試験,電気化学測定を行った。また,フライアッシュの置換や養生方法を変化させ鉄筋の腐食の進行を評価した供試体を対象にアルカリシリカ反応によるゲルの生成やひび割れの状況を走査型電子顕微鏡によって観察した。その結果,養生期間とともに塩分浸透が増加した供試体では反応性骨材に著しいひび割れが見られた。鉄筋を埋設した供試体では,塩分の浸透面よりも鉄筋近傍ほど骨材のひび割れの損傷が顕著であり,アルカリシリカ反応の発生により塩害の進行を促進している可能性が示唆された。 |
PDFファイル名 |
045-01-1105.pdf |