種別 |
論文 |
主題 |
示差熱分析の解析方法がセメントペースト中のCO2固定量の算出値に及ぼす影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
石関嘉一(大林組) |
連名者1 |
新杉匡史(大林組) |
連名者2 |
桜井邦昭(大林組) |
連名者3 |
河合研至(広島大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
CO2固定量、示差熱分析、炭酸カルシウム、無機炭素、炭酸化、amount of carbon dioxide、differential thermal analysis、calcium carbonate、inorganic carbon、carbonation |
巻 |
45 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1072 |
末尾ページ |
1077 |
年度 |
2023 |
要旨 |
セメントペースト中のCO2固定量の評価には,一般に示差熱分析(TG-DTA)が用いられる。本研究では,この分析によって得られるTG-DTA曲線の解析方法の違いが,算出されるCO2固定量に及ぼす影響を検証するとともに,TOC法により評価した定量値との比較を行った。その結果,脱炭酸に起因する質量減少の開始温度を550℃とした場合に算出されるCO2固定量は,開始温度を500℃あるいは600℃とした場合と比べて1割程度相違するおそれがあること,算出されるCO2固定量が大きいほど開始温度の相違やTOC法による定量値との乖離が大きくなる傾向にあることを示した。 |
PDFファイル名 |
045-01-1178.pdf |