種別 |
論文 |
主題 |
フェノールフタレイン溶液を利用したコンクリートの火害調査手法に及ぼす自然乾燥および中性化の影響 |
副題 |
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筆頭著者 |
木野瀬透(日本建築総合試験所) |
連名者1 |
吉田夏樹(日本建築総合試験所) |
連名者2 |
新大軌(島根大学) |
連名者3 |
今本啓一(東京理科大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
fire-damage、high temperature heating、relative humidity、electric resistance、phenolphthalein、color reaction、concrete、火害、高温加熱、相対含水率、電気抵抗、フェノールフタレイン、呈色反応、コンクリート |
巻 |
45 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1462 |
末尾ページ |
1467 |
年度 |
2023 |
要旨 |
著者らは,火災によるコンクリートの含水状態の変化に着目し,水を含まないフェノールフタレイン(PP)溶液により約150℃以上の熱を受け,ほぼ絶乾状態となった領域を判断する手法を検討してきた。本研究では,同手法を実際の火害調査に適用することを目的として,経年による自然な乾燥や中性化が進行したコンクリート造建築物から採取したコンクリートコアの加熱実験を行った。その結果,水を含まないPP溶液では先述の領域を,水を含むPP溶液では約600℃以上の熱を受け,中性化により生成したCaCO3が熱分解し,CaOが生成した領域を判断できることが分かった。 |
PDFファイル名 |
045-01-1243.pdf |