種別 |
論文 |
主題 |
炭酸化環境におかれた鋼材に対するMDEAの防食効果 |
副題 |
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筆頭著者 |
齊藤亮介(清水建設) |
連名者1 |
YOGANANDAN Govindaraj(Hokkaido University) |
連名者2 |
矢野慧一(清水建設) |
連名者3 |
坂入正敏(北海道大学) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
カーボンニュートラル、MDEA、耐久性、鉄筋腐食、炭酸化、塩分、carbon neutral、durability、corrosion、carbonation、chloride |
巻 |
45 |
号 |
1 |
先頭ページ |
1696 |
末尾ページ |
1701 |
年度 |
2023 |
要旨 |
MDEAの利用により,コンクリート中へのCO2固定促進効果のみならず,内部鉄筋の防食効果が期待できる。本研究では,水酸化カルシウム水溶液あるいはセメントペースト環境下にて,CO2を系内に溶解した場合の,MDEAによる鋼材の防食効果を評価した。水溶液環境では,MDEAが鋼材へ吸着することで,MDEA濃度が5.0 mass%以上であれば,CO2溶解によって系内のpHが8.0〜9.0の範囲に低下した場合でも良好な防食効果が得られ,塩分に対しても一定の防食効果を示した。セメントペースト環境では,セメントペーストが炭酸化した条件においても,MDEAが存在することで鋼材の耐食性を高められることを確認した。 |
PDFファイル名 |
045-01-1282.pdf |