種別 |
論文 |
主題 |
振動台実験における実大10層RC建物の柱梁接合部と復元力特性に関する研究 |
副題 |
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筆頭著者 |
柏木大知(東京大学) |
連名者1 |
塩原等(東京大学) |
連名者2 |
姜在道(防災科学技術研究所) |
連名者3 |
梶原浩一(防災科学技術研究所) |
連名者4 |
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連名者5 |
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キーワード |
鉄筋コンクリート、振動台実験、E-ディフェンス、柱梁接合部、柱梁強度比、耐力低下率、rc、shaking table test、e-defense、beam-column joint、column-to-beam strength ratio、strength decrease ratio |
巻 |
45 |
号 |
2 |
先頭ページ |
469 |
末尾ページ |
474 |
年度 |
2023 |
要旨 |
2015年と2018年にE-ディフェンスで行われたRC実大10層建物の振動台実験の結果を比較して,鉄筋コンクリート造建物の柱梁接合部の耐震性能が建物全体に与える影響を検討する。柱梁接合部に破壊が生じると,良好な梁降伏ヒンジによる全体崩壊形が形成されず建物の一部に変形が集中し,全体の剛性が低下することを確認する。特に2015年度試験体では中間階で柱梁接合部に顕著な損傷が生じたが,どちらの試験体の柱梁接合部も十分なせん断余裕度が確保されていることを示す。日本建築学会の保有水平耐力規準による柱梁接合部の強度低下率の計算値は2015年度試験体では1.1程度,2018年度試験体の場合は1.5程度であることを示す。 |
PDFファイル名 |
045-01-2079.pdf |