種別 |
論文 |
主題 |
鉄筋コンクリート構造物における乾燥収縮拘束応力の影響 |
副題 |
|
筆頭著者 |
山本俊彦(大同大学) |
連名者1 |
|
連名者2 |
|
連名者3 |
|
連名者4 |
|
連名者5 |
|
キーワード |
拘束応力、乾燥収縮、鉄筋コンクリート造スラブ、剛性低下、ひび割れ、restraint stress、drying shrinkage、reinforced concrete slab、rigidity reduction、cracking |
巻 |
45 |
号 |
2 |
先頭ページ |
559 |
末尾ページ |
564 |
年度 |
2023 |
要旨 |
乾燥収縮を拘束することによって発生するコンクリートの引張応力が,鉄筋コンクリート構造物に及ぼす影響について検討した。拘束度が高い場合の拘束応力は3MPa程度に達し,ひび割れの発生は避けられない。また,拘束応力の時間変化では,初期に急速な応力の増大が生じる。FEMモデルによる鉄筋コンクリート造スラブの解析では,拘束応力による剛性変化,ひび割れ幅の増大,鉄筋応力・曲げ応力の変化を明らかにした。実験値との比較では,FEM解析モデルでよくその性状を表すことが確認された。解析では,拘束応力によりスラブの特性は,剛性が弾性値に比し0.26,ひび割れ幅は0.8mm,鉄筋は降伏応力にも達することが示され,これらは実際の実験値ともよく対応した。 |
PDFファイル名 |
045-01-2094.pdf |