種別 | 論文 |
主題 | 異なる炭酸化条件におけるセメントペーストの酸素の拡散性状および空隙構造に関する検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 平良莉久(琉球大学) |
連名者1 | 野中栄太郎(琉球大学) |
連名者2 | 金城雄大(琉球大学) |
連名者3 | 須田裕哉(琉球大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 炭酸化、C-S-H、拡散係数、開放空隙率、窒素吸着等温線、反射電子像 |
巻 | 46 |
号 | 1 |
先頭ページ | 367 |
末尾ページ | 372 |
年度 | 2024 |
要旨 | 本研究では,炭酸化時の湿度条件の違いが炭酸化前後のセメント硬化体のCO2の拡散性状の変化に及ぼす影響について検討を行った。また,拡散性状の変化と空隙構造との関係を精査した。水セメント比45%,55%,65%とし,炭酸化時の相対湿度40%,52%,70%,85%の条件で検討を行った。炭酸化により拡散係数は低下したが,相対湿度40%,52%の供試体においては炭酸化後に拡散係数が増加した。空隙構造の評価から窒素の比表面積は炭酸化によって減少し,反射電子像観察より相対湿度52%では,粗大な空隙が増加したことを確認した。空隙率や拡散係数の増加は炭酸化によるC-S-Hの構造変化に起因するものと推察された。 |
PDFファイル名 | 046-01-1059.pdf |