種別 | 論文 |
主題 | 鉄道コンクリート高架橋における中性化調査と数値解析による中性化と鋼材腐食の将来予測 |
副題 | |
筆頭著者 | 阿部翼(東日本旅客鉄道) |
連名者1 | 土屋智史(コムスエンジニアリング) |
連名者2 | 大野元寛(東京大学) |
連名者3 | 石田哲也(東京大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 新幹線大規模改修、東北新幹線、上越新幹線、中性化、鋼材腐食、熱力学連成解析 |
巻 | 46 |
号 | 1 |
先頭ページ | 631 |
末尾ページ | 636 |
年度 | 2024 |
要旨 | 本研究では,鉄道コンクリート高架橋の剥落対策箇所を合理的に選定することを目的に,建設後約40年経った計213橋の中性化深さを調査した。中性化深さと水セメント比の関係を立地・部位ごとに分析した結果,有意な相関関係が見られず,中性化深さは√t則より大きい結果となった。一方,配合や現地の気象条件も考慮したマルチフィジックス解析では,調査結果の傾向を概ね再現できた。また,解析上,鋼材腐食の進行が気象条件で大きく異なることが示唆された。実構造物の中性化深さや鋼材腐食の進行は,単一の指標だけでは的確に予測できず,実際の材料・配合・気象条件とそれらの相互作用を総合的に考慮する必要がある。 |
PDFファイル名 | 046-01-1104.pdf |