種別 | 論文 |
主題 | 高炉スラグ微粉末の置換率がアブサンデン現象の発生に及ぼす影響に関する実験的検討 |
副題 | |
筆頭著者 | CHEN JUNYI(日鉄高炉セメント) |
連名者1 | 平本真也(日鉄高炉セメント) |
連名者2 | 檀康弘(日鉄高炉セメント) |
連名者3 | 辻大二郎(竹中工務店) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | 高炉スラグ微粉末、置換率、アブサンデン現象、炭酸化混和材、炭酸化 |
巻 | 46 |
号 | 1 |
先頭ページ | 1315 |
末尾ページ | 1320 |
年度 | 2024 |
要旨 | 本研究では,普通ポルトランドセメントに高炉スラグ微粉末を高置換した場合におけるアブサンデン現象の発生有無と劣化度合を把握するために,軽度の外力を模擬した削り試験を用い,評価を試みた。その結果,削り試験から得た厚さ減少率により,アブサンデン現象の発生有無について,一定の評価が可能と考えられた。また,高炉スラグ微粉末の置換率が85%以下の場合において,アブサンデン現象が発生する可能性は低いと推測された。さらに,炭酸化養生を行う場合では,γ-C2Sを主成分とする炭酸化混和材との併用により,表層部分のビッカース硬さが向上し,高炉スラグ微粉末の置換率を90%まで高めても,アブサンデン現象が発生する可能性は低いと考えられた。 |
PDFファイル名 | 046-01-1218.pdf |