種別 | 論文 |
主題 | 低弾性材料で上面増厚補強を施したRC床版の疲労寿命への水の影響に関する解析的検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 浦島康希(東京工業大学) |
連名者1 | 千々和伸浩(東京工業大学) |
連名者2 | 田中大介(首都高速道路技術センター) |
連名者3 | 上條崇(首都高速道路技術センター) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | RC床版、上面増厚補強、疲労、FEM、輪荷重走行試験 |
巻 | 46 |
号 | 2 |
先頭ページ | 1057 |
末尾ページ | 1062 |
年度 | 2024 |
要旨 | 静弾性係数の異なる3種類のコンクリート系材料による上面増厚補強を施した床版試験体の疲労解析を行った。上面増厚補強を施した一部の実床版では施工後数年以内に界面でのはく離が確認されており,母床版と比較して増厚部の静弾性係数が大きいことが原因の一つとして考えられてきた。解析の結果,低弾性増厚材料を使用した試験体のはく離抵抗性は他の試験体と同等であった。また床版内部への水分浸透を考慮した解析では,水分浸透が始まると床版が急速に破壊へと至り,材料による性能差はわずかであった。以上より上面増厚床版の疲労性能向上には防水対策を講じることが重要であることが明らかとなった。 |
PDFファイル名 | 046-01-2075.pdf |