種別 | 論文 |
主題 | 鉄道土木構造物の当該被害に及ぼす環境の影響について |
副題 | |
筆頭著者 | 小林明夫(国鉄構造物設計事務所) |
連名者1 | 西山佳伸(国鉄構造物設計事務所) |
連名者2 | 日高和利(国鉄中央鉄道学園) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 45 |
末尾ページ | 48 |
年度 | 1983 |
要旨 | はしがき 国鉄には建設年代の古い建築物が数多くあり,東北地方以北の寒冷地では凍害が主要因と考えられる被害を受けたものも少なくない。各種構造物の凍害被害についてアンケート調査をしたので報告する。なお,構造物の材料の品質,施工の良否などについては具体的な回答が得られなかったので環境条件のみについてまとめた。今回調査対象とした地域は東北・北海道地区(新幹線を除く)で,橋台・橋脚,土留,コンクリート桁,トンネルの年代ごとの建設数と材質別,および補修数の内訳を図-1(a)〜(b)に示す。 まとめ 以上の調査・検討より次の結論が得られた。 (1)経年の大なるほど,凍害被害が大きくなる。 (2)環境条件のうち凍害被害に与える影響は,構造種別によって異なるが,共通して影響があると思われるものに,積算寒度,最低気温,平均気温があげられる。 (3)今回検討に用いたデーターは少数で,凍害被害の全体像を把握してるとは言いがたく,今後,データーを増した検討を行う必要があると思われる。 |
PDFファイル名 | 005-01-0012.pdf |