種別 論文
主題 鉄筋コンクリート部材のエポキシ樹脂厚さ変化による鋼板接着補強効果
副題
筆頭著者 高橋久衛(ショーボンド建設中央技術研究所)
連名者1 佐藤直昭(ショーボンド建設中央技術研究所)
連名者2 吉永達郎(ショーボンド建設中央技術研究所)
連名者3 佐々木一人(ショーボンド建設中央技術研究所)
連名者4  
連名者5  
キーワード
5
先頭ページ 229
末尾ページ 232
年度 1983
要旨 まえがき
地震対策の一環として鉄筋コンクリートのはり及び柱の補強が土木・建築分野で脚光を沿びてきた。補強の方法としてはコンクリート部材を鋼板で巻き立て、その間隙を樹脂で充てんする鋼板接着工法は広く用いられ、補修工法として有効であることは知られている。また、樹脂で鋼板を接着して一体化する場合には接着層が薄いほど効果があるといわれている。しかしながら、現場の施工を考えると1〜3mmで接着厚さを管理するのは難しい。実験には1/5モデルを考え鋼板を周囲に回して間隙を設け、その間に樹脂を注入して供試体を作り樹脂厚さの変化による補強効果を明らかにしたい。そして、曲げと軸方向に対する補強とに検討を加え、これらの結果を報告する。
まとめ
鋼板接着補強の樹脂の厚さ変化の効果として(1)曲げ部材の強度の分担は、初期ひびわれの段階でみたときに、樹脂の断面棟に対し0.33%を掛けた値が無補強に比べた補強の割合となる。(2)軸方向加力の圧縮の場合には初期ひずみの段階で、(1)と同様に樹脂断面積に対し0.139%倍すると補強の割合となる。
PDFファイル名 005-01-0058.pdf


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