種別 | 論文 |
主題 | 橋脚の耐震補修,補強に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 石橋忠良(国鉄建造物設計事務所) |
連名者1 | 古谷時春(国鉄建造物設計事務所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 241 |
末尾ページ | 244 |
年度 | 1983 |
要旨 | まえがき 大規模な地震によって、鉄筋コンクリート橋脚が大きな損傷を受けた場合、または受けるおそれのあると判断された場合に打ち直し、あるいは新設等の大規模な工事を行なわずに列車を安全に運転することができるような経済的で確実な補修、補強方法を模型実験により見出そうとするものである。 結論 (1)補修については、ひびわれにエポキシ樹脂を注入し、コンクリートのはく落箇所は無収縮モルタル等で生めれは耐力、じん性ともに元に戻る。 (2)鉄筋コンクリート補強はほぼ元の試験体と一体として働き、鉄筋量は元の試験体の鉄筋と合成すれは実際の耐力を推定できるが、補強鉄筋は十分にフーチングにアンカーしなければならない。 (3)鉄筋の途中定着部の補強は、鉄筋コンクリート巻きの場合、途中定着部の上下2D区間を補強すれば十分である。帯鋼板接着の場合、鋼板がざ屈しないように横方向帯鋼板を十分に入れれば、元の試験体の鉄筋と帯鋼板を合成して計算すれば実際の耐力を推定できる。 (4)円形橋脚の場合も、鉄筋の途中定着部は上下2D区間を補強すれはよいが、吹き付け補強は実際の耐力が計算値よりも低くく、そで壁補強の耐力は、周囲を無視してそで壁を含む長方形断面の耐力とほぼ等しくなる。 |
PDFファイル名 | 005-01-0061.pdf |