種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋コンクリート柱の繰返し挙動と塑性変形性能の評価 |
副題 | |
筆頭著者 | 荒川卓(室蘭工業大学工学部) |
連名者1 | 荒井康幸(室蘭工業大学工学部) |
連名者2 | 江頭恵一(室蘭工業大学大学院) |
連名者3 | 大久保繁昌(室蘭工業大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 309 |
末尾ページ | 312 |
年度 | 1983 |
要旨 | はじめに 繰返し荷重を受ける鉄筋コンクリート(以下RC)柱の動的・静的両挙動間の差異については不明な点が多い。 動的繰返し加力下におけるRC柱の耐力や塑性変形性能に及ぽす諸因子のうち、載荷速度や変位振幅漸増ピッチの影響に関する予備実験の結果を前報で報告した。本報では、RC柱の鉄筋比、軸方向力、コンクリート強度、シヤスパン比等の変化と載荷速度の影響とを追加実験により検討し、之等の結果と従来の静的繰返し加力下における挙動との差異を明らかにすると同時に、かねてより提示している塑性変形性能の評価法の静・動両繰返し加力下の資料に対する成立条件の定量化を試みる。 おわりに 以上の検討結果、(1)繰返し加力下における柱の限界塑軽率は、fr≦;2Hzであればfrや載荷速度よりも変位振幅漸増比△と軸圧係数ηoの大小によって大きな影響を受けること、(2)曲げとせん断の強度比がK=0.8の場合には、(4)式の±20%の精度で限界塑性率を換算できることを知り得た。しかし、(5)式の適合牲や成立条件(特にXの限界や設計時の△の定め方)の検討については不十分である。この点についてはμouに関するモデル解析を含め今後の研究に待ちたい。 |
PDFファイル名 | 005-01-0078.pdf |