種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋コンクリート柱圧縮側の強度とじん性に及ぼす横補強筋の効果 |
副題 | |
筆頭著者 | 矢代秀雄(日本大学生参考学部) |
連名者1 | 花井重孝(日本大学生産工学部) |
連名者2 | 榎本義秀(日本大学大学院) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 313 |
末尾ページ | 316 |
年度 | 1983 |
要旨 | まえがき 長方形断面で中心圧縮を受ける鉄筋コンクリート柱のコアコンクリート内に十分に横補強筋を配筋して、コアコンクリートを拘束すると強度とじん性が増加することが著者らの研究で報告されている。そこで本研究は、正方形断面で中心圧縮を受けるコンクリート柱の横補強筋のコアコンクリートに対する拘束効果と、偏心圧縮を受ける鉄筋コンクリート柱で曲げ圧縮側の横補強筋のコアコンクリートに対する拘束効果と、圧縮側軸方向鉄筋の座屈に対する帯筋の効果について比較検討したものである。 まとめ 偏心圧縮を受ける鉄筋コンクリート柱において、圧縮側のひずみが1%の場合、帯筋間隔が、軸方向鉄筋径の8倍では軸方向鉄筋は座屈しているが、4倍、6倍では軸方向鉄筋の座屈はみられなかった。そのとき、コアコンクリートの横方向への変形を拘束するために図−4N型のような横補強筋の配筋方法も、コアコンクリートの強度とじん性向上に効果があることがわかった。 なお、図−4に示すような配筋方法は、ソ連において、プレハブ用柱材の接合部補強のため以前より用いられている。 |
PDFファイル名 | 005-01-0079.pdf |