種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋ガス圧接部の低温特性に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 矢部喜堂(清水建設研究所) |
連名者1 | 大井一郎(日本圧接協会) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 389 |
末尾ページ | 392 |
年度 | 1983 |
要旨 | はじめに 鉄筋のガス圧接継手は、簡便かつ廉価で力学的性状に優れているため.通常の鉄筋コンクリート構造物では最も多用されている。しかし、現在LNG地下タンクの低温構造物には、ガス圧接継手は使用されず、専ら重ね継手または機械的継手が使用されている。これは、最近までガス圧接部の低温特性に関する資料が少なく、継手の低温下での力学的挙動が不明解であったことによるものである。本研究は、ガス圧接継手の低温性能に及ぼす要因の影響を把握し、必要に応じて圧接施工法に工夫を施すことによって当該継手の低温性能の向上をはかり、LNG地下タンク等の低温構造物へのガス圧接継手の実用を可能とすることを目的としたものである。 まとめ 本報告は、鉄筋のガス圧接部の低温特性に関する主な要因について実験計画法を用いて分散分析したものである。その結果、継手に及ぼす影響の大きい要因を明らかにすることが出来た。しかし、さらにフシ形状の問題は残されたままであり、今後の検討が必要である。また、鉄筋表面の切欠きずからの脆性破断の問題もあり、鉄筋の材質選定方法の検討も重要な課題として残されている。 |
PDFファイル名 | 005-01-0098.pdf |