種別 | 論文 |
主題 | PC2室箱形桁押出し施工時の荷重分配について |
副題 | |
筆頭著者 | 石橋忠良(国鉄構造物設計事務所) |
連名者1 | 長田晴道(国鉄構造物設計事務所) |
連名者2 | 松本雄ニ(国鉄下関工事局) |
連名者3 | 福田亮介(住友建設技術研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 5 |
号 | |
先頭ページ | 441 |
末尾ページ | 444 |
年度 | 1983 |
要旨 | はじめに PC押出し工法は最近盛んに採用されているPC桁架設工法である。このPC押出し工法では押出し施工時各断面が支点となり、完成時の支点には剛な隔壁があるが、押出し施工時には隔壁のない断面でも支持される。 特に、2室箱形桁の場合支点を施工性から外ウェブの下のみにすることが多く、曲げモーメント、せん断力の各主桁の分担および断面設計に関して不明の点が多い。 本報告は2室箱形桁の隔壁のない断面で外ウェブのみで支持される場合の挙動について実験で測定し、設計法との比較検討を行ない、一般に行なわれている格子計算をする場合のモデル化に関して提案するものである。 まとめ 実測値および計算値の比較から、本橋梁のような2室箱形桁を外ウェブのみで支持する場合の支点付近でのせん断力および曲げモーメントは外ウェブに大きく分配される傾向にある。このような橋梁を格子解析する場合の計算モデルに用いる横ばりの剛性は.支点を固定とした箱形ラーメンのたわみから逆算した剛性を横はりの剛性として構造解析をし、主桁の断面力を求めてよい。また.横方向の計算は、格子計算より求まった横桁の変位を箱型ラーメンに与えることによりラーメンを解析すればよいと思われる。 |
PDFファイル名 | 005-01-0111.pdf |