種別 | 論文 |
主題 | オ-トクレ-ブ養生シリカフュ-ムコンクリートへのポリマ-含浸 |
副題 | |
筆頭著者 | 大浜嘉彦(日本大学工学部) |
連名者1 | 村西良司(日本大学工学部) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 125 |
末尾ページ | 128 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.はじめに フェロシリコンや金属ケイ素などを製造する際に、多量のシリカが副生する。この副産シリカは、シリカフュ-ム(Silica Fume)と呼ばれ、微細な球状粒子からなる極めて活性なポゾラン材料である。そのため、最近、このシリカフュ-ムのコンクリート用混和材としての利用に関心が高まっている。これまでに、演者らは、このシリカフュ-ムを用いた高強度コンクリート製造のための最適製造条件及び養生方法を見いだし、圧縮強度1500kg/cm2以上の高強度コンクリートの製造に成功している。そこで、本研究は、この高強度のオ-トクレ-ブ養生シリカフュ-ムコンクリートへポリマ-含浸に当っての重要な要因となる乾燥条件を定め、ポリマ-含浸により圧縮強度2300kg/cm2以上の超高強度コンクリートを製造すると同時に、その基礎的性状を明らかにするものである。 4.総括 オ-トクレ-ブ養生シリカフュ-ムコンクリートへのポリマ-含浸のための最適乾燥温度は、250℃である。細骨材に川砂を用いたオ-トクレ-ブ養生シリカフュ-ムコンクリートにポリマ-を含浸することによって、圧縮強度2300kg/cm2以上、細骨材にか焼ボ-キサイトを用いた場合では、圧縮強度2600kg/cm2以上の超高強度コンクリートの製造に成功した。この種のコンクリートの用途としては、機械基礎、薄肉構造部材などが考えられる。 |
PDFファイル名 | 006-01-0032.pdf |